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実家の片付け費用はどのくらい?業者選びのコツを詳しく解説

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実家の片付けは、長年にわたって蓄積された物品を整理し、処分する大変な作業です。片付けの必要性や重要性は理解していても、具体的にどのように進めていけば良いのか、悩む方も多いのではないでしょうか。

特に、業者に依頼する場合、どのような業務を任せられるのか、依頼の流れや費用、業者選びのポイントなどが不明確だと、今一歩踏み出せないかもしれません。

本稿では、実家の片付けで業者に任せられる業務や依頼の流れ、費用相場、業者選びのコツについて詳しく解説します。

実家の片付けで業者に任せられる業務

実家の片付けは、大変な作業です。長年にわたって蓄積された物品を整理し、処分するには多くの時間と労力を要します。しかし、すべてを自分で行う必要はありません。

専門の業者に依頼することで、効率よく、適切に実家の片付けを進めることができるのです。

以下に、実家の片付けで業者に任せられる主な業務を紹介します。

  • 不用品の仕分けと処分
  • 大型家具や家電の運び出しと処分
  • 家屋の清掃とハウスクリーニング
  • 遺品整理と供養
  • 不動産の売却や賃貸に関するアドバイス

これらの業務を専門家に任せることで、片付けをスムーズに進められるだけでなく、ご家族の心身の負担も大幅に軽減できます。

実家の片付けを業者に依頼するメリット

実家の片付けを業者に依頼するメリットとしては、以下のものが挙げられます。

  • 1日で作業が終わる
  • 精神・肉体的な負担が少ない

それぞれ詳しく解説します。

1日で作業が終わる

片付け専門業者に依頼する最大のメリットは、短期間で作業が完了することです。ゴミ屋敷のような状態であっても、熟練の業者なら通常2~3日で片付けを終えられます。

これは、専門業者が長年の経験と独自のノウハウを活かし、効率的に家の片付けを行えるからです。

一方、自力で片付けようとすると、2週間から1ヵ月程度の期間を要することがめずらしくありません。

日常生活を送りながら片付けに充てられる時間は限られているため、専門業者の力を借りるのが賢明といえるでしょう。

精神・肉体的な負担が少ない

専門業者への依頼は、ご家族の心身の負担を大幅に軽減します。特に、事故死や孤独死などがあった場合、実家に足を踏み入れること自体が精神的な苦痛となり得ます。そのような状況でも、専門業者が適切に対応することで、ご家族のメンタルケアにも繋げられます。

加えて、重量のある家具や大型家電の運び出しには、相当の体力を要します。無理に行えば、ぎっくり腰などの怪我につながり、日常生活に支障をきたすおそれがあります。専門業者に任せることで、そうしたリスクを回避できます。

実家の片付けを業者に依頼した場合の費用相場

実家の片付けを業者に依頼する際、費用はどの程度かかるのでしょうか。ここでは、依頼内容に応じた相場を詳しく解説します。

通常の片付け・不用品処分の場合

片付けから不用品の処分までを業者に任せる場合、作業時間と費用相場は以下のようになります。

間取り費用相場作業時間目安
ワンルーム・1K3万円~8万円1~3時間
1DK5万円~12万円2~4時間
1LDK7万円~20万円2~6時間
2DK9万円~25万円2~6時間
2LDK12万円~30万円3~8時間
3DK15万円~40万円4~10時間
3LDK17万円~50万円5~12時間
4LDK以上22万円~60万円6~15時間

上記の費用には、以下のような項目が含まれています。

  • 人件費
  • 車両費
  • ゴミや家電の回収運搬費
  • 廃棄物処分費

なお、車両費は、ゴミの量に応じて必要となる車両の台数や、実家への車両の乗り入れ可否によって変動します。

一般的な片付けと不用品処分の場合、間取りが大きくなるほど、作業時間と費用が増加する傾向にあります。ワンルームや1Kといった小さな間取りであれば、1~3時間程度で3万円~8万円ほどで対応可能です。

一方、4LDK以上の大きな間取りになると、6~15時間を要し、22万円~60万円程度の費用がかかります。

ゴミ屋敷の片付けを行うケース

ゴミがあふれ、ゴミ屋敷状態となっている実家の片付けには、10万円~50万円程度の費用がかかります。間取り別の相場は次のとおりです。

  • 1DK~3DK:10万円~40万円
  • 3LDK:17万円~50万円

ゴミの量に応じて、以下のように費用が変わります。

  • 一軒家の床一面にゴミが散乱している場合:8万円~12万円
  • ゴミが天井まで積み上がっている場合:20万円~40万円

ただし、害虫が発生し、特殊清掃が必要な場合は、追加料金が発生する点に注意が必要です。

家の解体まで行う場合

家屋の解体を伴う片付けの場合、木造住宅では1坪あたり2.5~4万円程度の費用がかかります。一般的に、築30~50年程度で解体が検討されることが多いようです。

総務省の統計データによると、2023年から40年前の1983年における一戸建ての平均延べ面積は85.92㎡(約26坪)でした。仮に築40年の26坪の家屋を解体する場合、65万円~104万円程度の費用が必要となります。

ただし、家屋を解体し更地にすると、固定資産税が上昇するケースがあるため、注意が必要です。

実家の片付けを依頼する流れ

実家の片付けを依頼する流れは、以下の4ステップに大別できます。

  • 手順1:業者探し
  • 手順2:見積もり依頼
  • 手順3:業者の選定・依頼先の決定
  • 手順4:事前仕分け

それぞれ個別にみていきましょう。

手順1:業者探し

まず、片付けを業者に依頼することについて、ご両親の同意を得ましょう。了承が得られたら、次は適切な業者探しです。

実家の片付けに際しては、家庭ゴミや不用品の回収を行える業者を選ぶ必要があります。これらの回収は、各自治体から許可を受けた業者でないと行えないためです。

例えば、遺品整理の業者を探す場合は、「遺品整理 〇〇市 一般廃棄物収集運搬業」などのキーワードでネット検索してみましょう。

手順2:見積もり依頼

選んだ複数の業者に、現地での見積もりを依頼します。見積もりは電話やメール、LINEなどでも可能ですが、必ず現場を実際に確認してもらうようにしましょう。

文章や口頭での説明だけでは、業者が現場の詳細な状況を把握しづらいためです。一方、現地を訪問すれば、各部屋を隅々まで確認できるため、必要な作業内容や時間、人員などを正確に見積もれます。

手順3:業者の選定・依頼先の決定

集まった見積書を比較し、総合的に判断して依頼先を1社に絞ります。

価格だけでなく、サービス内容や作業実績、利用者の評価、問い合わせ対応なども考慮に入れましょう。安さだけを基準に業者を選び、トラブルに巻き込まれるケースもあるためです。

手順4:事前仕分け

業者が決まったら、片付け当日までに処分したくない物を事前に仕分けしておきます。処分しない物を事前に伝えていても、業者が誤って処分してしまう可能性があるためです。

大切な物を失わないためにも、ご自身やご両親が残しておきたい物は、前もって別の場所に保管しておくことをおすすめします。

実家の片付けにおける業者選びのコツ

実家の片付けにおける業者選びの際には、以下の点も意識しましょう。

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可をチェックする
  • 作業範囲を確認する

次項より、詳しく解説します。

一般廃棄物収集運搬業の許可をチェックする

実家の片付けを依頼する業者選びで重要なのは、一般廃棄物収集運搬業の許可を取得しているかどうかです。

家庭ゴミや不用品の回収は、各自治体から許可を受けた業者のみが行えます。無許可業者に依頼してしまうと、ゴミや不用品が適切な処理施設に運ばれず、海岸や山林などに不法投棄される危険性が高まります。

したがって、実家の片付けは必ず許可業者に依頼するようにしましょう。どうしても無許可業者を利用せざるを得ない場合は、許可業者と提携している業者を選ぶことをおすすめします。

作業範囲を確認する

実家の片付け業者を選ぶ際は、公式サイトに料金体系や作業事例などが掲載されているかどうかもチェックしましょう。

Webサイトがあっても、料金や作業内容、実績などが具体的に示されていないと、依頼した際のイメージが湧きにくいためです。

料金や作業事例を事前に把握できれば、自分が依頼した場合の費用感などがイメージしやすく、ある程度の不安を解消できるでしょう。

したがって、実家の片付けを依頼する業者選びでは、公式サイトでの情報公開状況もチェックすることをおすすめします。

実家の片付けで損をしないためのポイント

実家の片付けで損をしないためには、次のポイントも踏まえておく必要があります。

  • 不用品の仕分け・搬出はなるべく自分で行う
  • 買取は専門業者に依頼する
  • 空き家の片付けでは補助制度も利用する

それぞれ詳しく解説します。

不用品の仕分け・搬出はなるべく自分で行う

実家の片付け費用を抑えるには、不用品の仕分けや搬出を可能な限り自分で行うことがポイントです。

業者の作業量が減れば、それだけ費用を下げられる可能性が高まります。不用品の仕分けから回収まで全てを業者に任せてしまうと、どうしても費用が高くなりがちです。

しかし、以下のように不用品やゴミを「回収してもらうだけでOK」な状態にしておけば、費用の節約につながるでしょう。

  • 各部屋の不用品やゴミを事前に分別する
  • 処分予定の家具や家電のうち、自分で運べるものは玄関前まで運ぶ

片付け費用を少しでも安く抑えたい場合は、自分で対応できる作業は積極的に行っておくことをおすすめします。

買取は専門業者に依頼する

実家の片付け費用を抑える方法の一つに、不用品の買取を片付け業者に依頼する前に、買取専門業者に依頼するという方法があります。

買取のプロが在籍する専門業者の方が、不用品を高く買い取ってもらえる可能性が高いためです。その分、片付け費用の負担を軽減できます。

片付け業者の中にも買取サービスを行っているところはありますが、査定のプロがいるケースは少ないでしょう。

一方、査定のプロがいる買取専門業者なら、不用品を適正な価格で買い取ってもらいやすくなります。

例えば、以下のような不用品がある場合は、買取専門業者の査定を受けることをおすすめします。

  • 比較的新しい家電製品(洗濯機、テレビ、冷蔵庫など)
  • ジュエリー(金や宝石のネックレス、指輪など)
  • ブランド品(バッグ、財布、洋服など)
  • アート作品(絵画、陶器など)
  • コレクション(カメラ、時計、鉄道模型、着物、お酒など)

買取価値のありそうな物があれば、片付け業者への依頼に先立ち、買取専門業者に査定してもらうとよいでしょう。

空き家の片付けでは補助制度も利用する

空き家の片付けを行う場合は、自治体の補助金制度を活用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

空き家のゴミや家財の処分にかかった費用の一部を、自治体が負担してくれるケースがあるためです。

「空き家 片付け 補助金 〇〇(地域名)」などのキーワードでネット検索すれば、各地域の補助金情報が見つかります。面倒な場合は、実家のある自治体の役所に直接問い合わせるのもよいでしょう。

【片付け前でもOK】ワケガイの訳あり物件買取サービス

本ブログで情報発信を行っている「ワケガイ」は、共有持分や再建築不可の土地、空き家やゴミ屋敷、事故物件など、通常の市場では売却が難しい物件を専門に扱う不動産買取業者です。

全国47都道府県でさまざまな物件の買取実績を持ち、地域や物件の種類を問わず対応可能です。

片付け前の物件でも、現状のまま最短1日で買取が完了するのが大きな特長。査定は無料で、最大3億円の一括払いにも対応しています。仲介手数料などの売却費用も不要で、スピーディーかつ簡単に物件を売却できます。

実家の片付けと並行して物件の売却を検討している方や、他社で断られた訳あり物件を抱えている方は、ぜひワケガイの買取サービスをご利用ください。

まとめ

実家の片付けは、物理的にも精神的にも負担の大きい作業ですが、専門の業者に依頼することで、その負担を大幅に軽減できます。

片付けから不用品の処分まで、幅広い業務を任せられるうえ、ゴミ屋敷のような状態でも短期間で対応してくれるのが大きなメリットです。

ただし、業者選びは慎重に行う必要があります。一般廃棄物収集運搬業の許可取得状況や作業実績、依頼可能な業務範囲などを確認し、複数の見積もりを比較することが重要です。料金は物件の状況によって大きく異なるため、事前の相談が欠かせません。

ワケガイ」なら片付け前の実家であっても最短1日の買取が可能で、法的な手続きについては丸投げしていただけます。実家の取り扱いにお悩みの方は、ぜひ下記よりご相談ください。

運営団体
株式会社ネクスウィル

2019年1月29日設立。訳あり不動産の買取を行う不動産会社。相続やペアローンによる共有持分、空き家、再建築不可物件、借地、底地など、権利関係が複雑な不動産を買い取り、法的知識や専門知識を以って、再度市場に流通させている。
訳あり不動産の買取サービス「ワケガイ」、空き家、訳あり不動産CtoCプラットフォーム「空き家のURI・KAI」を展開。
経済界(2022年)、日刊ゲンダイ(2022年)、TBSラジオ「BOOST!」(2023年)、夕刊フジ(2023年)などで訳あり不動産について解説している。2024年度ベストベンチャー100選出。
これまでの買取の経験をもとに、訳あり不動産の解説をする著書『拝啓 売りたいのに家が売れません』(代表取締役 丸岡・著)を2024年5月2日に出版。

この記事の監修者

監修者プロフィール写真

丸岡 智幸 (宅地建物取引士)

訳あり不動産の買取を専門にする会社の代表取締役。
相続やペアローンによる共有持分、空き家、再建築不可物件、借地、底地など、権利関係が複雑な不動産の買取を専門としている。
訳あり不動産の買取サービス「ワケガイ」、空き家、訳あり不動産CtoCプラットフォーム「空き家のURI・KAI」を運営。
買取の経験をもとに、訳あり不動産の解説をする著書『拝啓 売りたいのに家が売れません』を2024年5月2日に出版。

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